「デジタル温湿度計」をつくろう! 協和界面科学株式会社
体験キット内容
(送られてきたもの)
- 届いた体験キットの中の材料等をご確認ください。
- 基板&電池BOX
- 有機EL液晶
- 温湿度センサ
- ケース
- 電子部品(抵抗、スイッチ、コンデンサ等)

おうちで用意するもの
爪切り(又はニッパー)
はさみ
両面テープ(厚めの「粘着ゲル両面テープ」が扱いやすい)
セロハンテープ
単3乾電池 3本
※このデジタル温湿度計では、ハンダ(電子部品をつけるために溶かして使う金属)を使いません。 電子部品の足をカットして決められた場所に差し込むだけでできる本格的な電子工作です。
製作手順
部品をカットしたり、壊れやすい部品を扱うときは、必ずお父さんやお母さん、大人と一緒につくりましょう。

届いた体験キットをケースから中の材料を取り出して、確認しましょう。電子部品は袋から出して、なくさないように種類ごとに中身があっているか確認します。セロハンテープ、両面テープ、単3乾電池はおうちで用意してください。

【抵抗の曲げ・カット】
抵抗を、基板右側の「部品の曲げ」に置いて、指で抵抗の足を押して直角に曲げます。反対側の抵抗の足も同じように曲げて、曲げたところから7㎜くらいの長さになるよう、抵抗の余分な足を爪切りでカットします。抵抗は、9本とも同じように曲げ・カットします。

【電解コンデンサの曲げ・カット】
電解コンデンサは、指でコンデンサの足をハの字に広げてから、先ほどの抵抗と同じように指で足を直角に曲げて、曲げたところから7㎜くらいのところで足をカットします。

【コンデンサの曲げ・カット①】
青色のコンデンサは「104」と「22」の2種類がそれぞれ2個ずつあります。最初に「104」のコンデンサのうち1つだけを、指でコンデンサの足をハの字に広げてから、
同じように指で足を直角に曲げて、曲げたところから7㎜くらいのところで足をカットします。

【コンデンサのカット②】
「104」の残った1個と「22」の2個のコンデンサは、足を広げないで、そのまま7㎜くらいのところで足をカットします。

【部品の差込】
基板の白色で書かれている場所に部品の足を差し込みます。
抵抗はカラーコードを確認して、R1からR9の対応するところに差し込みます。C4・C5に「22」コンデンサ2個、C6に「104」コンデンサ(足を広げていない方)を差し込んでから、水晶振動子を入れます。
抵抗の上C2の差込部分に、足を広げてカットした「104」コンデンサを差し込みます。

可変抵抗、スイッチ、ブザーも差し込みます。 電解コンデンサ、フルカラーLED、トランジスタは、差し込む方向を確認して向きを間違えないように差し込みます。

液晶部品は、基板に取り付けます。液晶部分は非常に割れやすいので、黒いところを触らないように気を付けて、基板に取り付けてください。

【温湿度センサの取り付け】
温湿度センサは、袋から取り出して、基板左上と温湿度センサ側の「+」、「OUT」、「―」のつなぎ先が合うように、3本のケーブルの色に注意して、奥まで差し込んで接続します。

【電源を入れる】
電池ボックスのスイッチをOFFにしてから、単三電池を+-向きに注意して電池ボックスに入ます。

【ケースに取付】
ケースは、ケースとフタの間をはさみでカットします。
両面テープを、基板裏面、温湿度センサの裏面、電池ボックスの裏面に貼っておきます。ケースの中に基盤を、ケースの裏面に電池ボックスを貼り付けます。
温湿度センサはケースの上側に貼り付けます。透明カバーをかぶせて、カバーが外れないようにセロハンテープで止めて完成です。

動作の確認をします。スイッチをONにすると、ドレミファソラシドの音がなって、液晶に文字が表示されます。 ①「LED明るさ」のボリュームを回すと、LEDの明るさが変わる。②「表示切替」スイッチで液晶表示が変わる。 ③「モード切替」スイッチで夏モード、冬モードが切替できればOKです。
技能士の職種紹介
「デジタル温湿度計」の作り方を教えてくれた技能士さんの仕事を知ろう!

電子機器組立てでんしききくみたて
携帯電話、各種電化製品、そして電子化が進む自動車など、小型・軽量化や高機能・高性能化が進むこれらの工業製品には、各種の電子機器が組み込まれています。 「電子機器組立て職種」は、電子機器の組立て及びこれに伴う修理に必要な技能・知識を対象としています。
参照:「技のとびら」(厚生労働省)<技能士の職種を探す>よりhttps://waza.mhlw.go.jp/shokushu/list/denshikiki.html
厚生労働省のポータルサイト「技のとびら」では、技能についての様々な情報を提供しています。
アクセスはこちら(https://waza.mhlw.go.jp/)
技能士さんから
技能士さんから「未来の匠たち」へ
(仮)協和界面科学株式会社
マイスター 千葉 正昭さん(左)
代表取締役社長 亀井 真帆 さん(右)
協和界面科学(株)はどんなことをしている会社ですか?
(亀井社長)
理科学機器の開発、製造、販売をしています。主に接触角計、表面張力計といった界面現象を数値化する測定器を作っています。
界面科学と創造力で人と地球を豊かにすることを理念として目指しています。
(千葉マイスター)
「界面」とは、水と油、空気と水などちがうもの同士の『さかい目』のことで、このさかい目を調べる測定器を作っています。
例えば、コップに水をいっぱい入れるとフチから水が盛り上がると思います。これは水が小さくまとまろうとする力で表面張力と言いますが、その表面張力を数字として測定する装置を作っています。
マイスターはどんなお仕事をしているの?
製造部門の現場では、制御するための電子回路基板をはんだ付けして組立したり、製品内部のケーブルを作製したり、測定器を組立したりしています。 また他の業務として、神奈川大学等と共同研究で界面科学に関する実験装置を作って提供したり、ものづくりマイスターとして工業高校の講師や競技大会の審査員などをすることもあります。
どんなひとが電子機器組立ての仕事に向いていますか?
もの作りが好きで、細かい作業をコツコツと地道に取り組みできる人が向いていると思います。私も昔は、はんだ付けがヘタでした。 作ったものが動かなくて泣いたこともあります。でも、ものづくりが好きで長くコツコツ続けていければ少しずつ上達すると思います。
このお仕事をしていてうれしかったことはありますか?
自分が作製した測定器を使って、大学の研究者や企業の担当者が喜んでくれる姿をみたときに頑張って作って良かったと思えます。
未来の匠たちへひと言。
(亀井社長)
夢は叶う。思考は現実化する。理念、ビジョンからの目標設定、習慣化が大切です。
(千葉マイスター)
自分に何が向いているか、何が向いていないかは体験してみないと分からないと思います。若いうちは興味があることを見つけたら、
まずは実際に体験してみてください。いろんなことを体験するうちに自分が熱中できるものが見つかったら、自分が納得できるまでとことんやってみると良い技能者になると思います。
体験コース動画
安全のため必ず保護者の方が一緒に作業をしてください。
小さいお子様が、部品をカットしたり、壊れやすい部品を扱うときは、必ず保護者の方がサポートしてください。


